沖縄の特産品・名産品といえば?工芸品から沖縄の郷土料理を紹介
南の島・沖縄には、本州では見られない独自の文化が根付いています。
そんな沖縄には、その土地ならではの名産品もたくさん。
本州にはあまりないような特産品が多く、個性豊かなため、お土産だけではなく沖縄の現地でぜひ手に取ってみてほしいものばかりです。
お土産売り場の名産品・特産品コーナーだけではなく、地元の食材が売られているスーパーなどでも手に入る特産品もありますので、沖縄満喫のために調べてみてください。
このページでは、数ある沖縄の名産品と特産品の中から、とくに代表的なものをピックアップしてまとめてみました。
沖縄の果物
1年を通して温暖な気候の沖縄では、たくさんの種類の南国フルーツが栽培されています。
- マンゴー
- パパイヤ
- ドラゴンフルーツ
- グァバ
- シークワーサー
- パイナップル
マンゴー、パインアップル、シークヮーサーは日本一の産地であり、沖縄県を代表する果物です。
参考:沖縄の果物/沖縄県
太陽の光をたくさん浴びて育った沖縄の果物は、甘みも栄養も満点です。
シークワーサーなどのかんきつ類などは、ジュースやドレッシングへ加工された品も人気です。
ここに記述した果物だけではなく沖縄の農産物も、やはり南国由来のものが多くあります。
苦味が特徴的なゴーヤーも、熟せば種の周りが甘くなること、知っていましたか?
沖縄の郷土料理
- 沖縄そば(ソーキそば)
- ミミガー(豚の耳)
- ラフティー(皮付き豚バラ煮込み)
- アンダンスー(油みそ)
- ヒラヤーチー(沖縄風チヂミ)
沖縄独自の歴史と文化の中で育ってきた、沖縄の郷土料理。
本州では見受けられない独特の料理がたくさんあります。
沖縄では、豚は余すことなく食べられている、身近な家畜です。
そのため沖縄の代表的な料理は、豚肉を使われたものがほとんど。
なお、鶏は貴重なため、フライドチキンなどは現代の沖縄に住んでいる人はご馳走に感じるそうです。
煮込んだ三枚肉の載った沖縄そばは、まさに絶品ですので、ぜひ沖縄に行ったら食べてください!
この他、「豆腐よう」といった琉球王朝時代から伝わる伝統的な料理 や、「タコライス」などの米軍から入ってきた異国の文化と合わさった料理 まで、豊かな顔ぶれです。
沖縄のお菓子
- ちんすこう
- サーターアンダギー
- 紅いもタルト
etc
沖縄のお菓子といえば、黒糖、そして甘いサツマイモを使ったものが多いです。
気候に合っている、ということもありますが、歴史的に沖縄の産業を支えた偉人がいることも忘れてはいけません。
戦国時代真っ只中の沖縄(当時は琉球)は、薩摩への年貢に苦しんでいました。
そこで、儀間真常という人物が、中国でサトウキビから砂糖を作る技術を導入し、質の良い黒糖を作ることで年貢の工夫をしました。
ちなみに、サツマイモを取り入れたのもこの人物です。
400年以上前にはすでに、沖縄の気候に合い、価値のある農産物や産業が確立し始めたんですね。
現在は、沖縄で収穫されたさとうきびだけを原料とした黒糖菓子
も広く販売されています。
参考:加工品 | JAおきなわの特産品 | JAおきなわ
沖縄のお酒
- 泡盛
- ラム酒
- オリオンビール
言わずと知れた沖縄の地酒は「泡盛」でしょう。
米と麹菌、沖縄原産のお酒の黒麹菌で作られます。
何年も寝かせて熟成させた泡盛は古酒(クースー)と呼ばれ、よりまろやかな味わいになります。
また、第二次世界大戦後発展した沖縄の企業の中には、酒類を生産する企業が多くあり、その中でも「オリオンビール」は、沖縄を代表するお酒として扱われています。
沖縄の工芸品
- 琉球漆器
- 琉球ガラス
- シーサー
- 珊瑚細工
今や全国的な知名度も高い「シーサー」は、悪霊を払い人や家を守る魔除けの置物。
諸説ありますが、 口が開いているシーサーはオス、口を閉じたシーサーはメス だと言われています。
また、琉球ガラスは、沖縄独自の事情でカラフルなガラス類をリサイクルして出来上がったものです。見た目はもちろんのこと、製法にも興味を持つと、沖縄のことをもっと深く知ることができるでしょう。
ここでご紹介したもの以外にも、沖縄には個性豊かな特産品・名産品がたくさんあります。
沖縄を訪れた際には、ぜひ沖縄の特産をたっぷりと堪能してください!